2019年9月23日

[訪問記]Arnhem Land Report (2007年11月)

今回はダーウィンから朝、北東アーネムランドの玄関口であるゴーブ(ナランボイ)に到着する。ホテルにチェックインした後、同行者とともにジャルー一家の待つ場所へ車で移動する。今回はちょうど親族の葬式がスキービーチというところで行われているため、雰囲気がちょっと違う。
亡くなったのはジャルーの娘の旦那さんで、ヨスインディ全盛期のイダキ奏者だった人だ。私もギッカルという場所にジャルーたちと訪問したときに一緒に時間を過ごした一人だ。
どうして、こう若い人たちが命を落とすのか、とてもつらく思う。
その亡くなった人の奥さんである、Fionaはいつも訪問の度にお世話になっている人だ。彼女には今生まれたばかりの赤ん坊を含めて4人の子供がいる。
とてもつらいときなのに、気丈に振る舞っていた。


さて、話を戻すが、ジャルーたちの住む場所に着くと、真っ裸の子供が僕に向かって一直線に走ってくる。

ヨーチンっ!!

彼は僕のことを覚えていてくれた。

それだけで嬉しかったな。

その後この日はオイスターをとりに行ったりのんびり過ごした。

今日は朝からイダキカッティングに行く。


2日目は朝から活動。

涼しいうちに木を切りに行こう、ということで、
8時半にジャルーのうちに集合。

結局それでも9時半になってようやく出発。

レインボークリークというところまで移動した。

ちょうど野焼きがされていて歩きやすい森を入っていった。

わりと車を止めたところには良い木が少なく、

かなり奥にはいると、皆木を切り始める。

毎回良いものもあれば、切ってみたら吹き口が大きくつかいものにならない木もある。普通のディジュリドゥであれば、全然OKなものでも、イダキはかなり厳選される。作る過程を見ているとそれなりに値段が張るのは仕方ないかな?と納得できる。

午後はイリカラ・アート・センターへ。
長年かかった改装もちゃんと終わり、凄く大きなアートセンターに変わった。
私が今まで購入したイダキの売上げが少しは貢献できて居るんだろうか?なんて考えながら、今回もイダキを20本ぐらい購入。

今日は満天の星空。
参加者の一人が作った寿司を食べ、子供達とともに楽しく過ごせてほんと幸せでした。


3日目。

今日は1日の~んびりとした時間を過ごしました。

午前中にアートセンターでの買い物を済ませて、
午後にはまたジャルーたちの元へ。

今日もさわやかな心地よい暑さの下、ジャルーにイダキのサウンドを教えてもらったり、子供達と遊んだり、絵を描いてるところを見たり。

私は車でファミリーをあちこち用事を頼まれて連れて行ったりしてましたが、しばらくして帰ってくると、なにやら皆集まっているのが遠くから見える。

行くとジャルーが歌い、イダキを演奏する人がいて、日本からの同行者やミララが踊り、女性達が踊っている。

聞けば、遺体を触れた親族のためにクレンジング(浄化)のブングル(儀式)を行ったそうだ。そのブングルに皆を参加させてくれたのだ。

ブングルはそうそう参加できるものではない。ましてや踊れるなんて事は・・・。

私はあえて輪の中に入らなかったけど、自分がこうして連れてきた日本人を暖かく受け入れてくれたのだと思うと、とても嬉しかった。

あと実質2日。何が起こるかわからないが、もっとたくさんのエネルギーをもらって帰りたい。

アーネムランド4日目
すっかり、やることを終わらせてしまったため、
今朝はゆっくりのスタート。
とりあえず、昼前にジャルーたちの元へ。

私が頼んでいたイダキ2本もペイント作業が始まった。
ジャルーの奥さんであり、私を弟としてアドプトしたドフィアがちょうど下地の赤を塗りおえたところだった。
そこから黒で模様の下絵を描き、白いクロスハッチの平行線を丁寧に書き上げていく。いつみてもとてもきれいにまっすぐの線を描く。このまっすぐの線を描くためには刷毛の長い筆を使う。それを引きずるように描くわけだ。

明日午前中には出来上がる予定。楽しみである。

それから今日はジャルーの息子であるラリーからMarwurrunburr(猫)のリズムを習う。これがまた難しい。やっぱり目の前で音とリズムを聴かないとわからないなあ。とりあえず基本の流れだけはやっとこさマスターした。

実質残り後1日となった。

今回は本当にストレスのない、楽しい旅が出来ている。
同行者、ファミリーにとても感謝している。

そして土曜日には2週間ぶりの帰国だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です