2019年10月17日

[報告記]Arnhem Land Report (2010年10月)

昨日の移動で死んだように寝て、朝、久しぶりに目覚ましで目を覚ます。

アーネムランド初日の朝。

まずは、イリカラアートセンターへ。
今回の主な仕事はよいイダキの仕入れだ。
前回の在庫がうまい具合になくなったので、あらたに仕入れるために来たわけだ。

在庫は前回ほどではなかったものの、今回も良いイダキを仕入れることが出来た。30本ぐらいかな?どうぞお楽しみに!

午後はジャルーのところへ。
室内でくつろぐジャールー。家族は暖かく迎えてくれた。
ラリーも元気だ。
ただ、身内で不幸が続いたらしい。ジャルーの娘がそっと教えてくれた。
それでも彼らはいつも通り振る舞ってくれた。

彼らからも4本ほど仕入れができた。どれもかなり良質なイダキである。

午後は彼らと時間を過ごすつもりだったが、皆フットボールの決勝戦に夢中で、相手にしてもらえず、ホテルへ。やや暖かいプールで疲れをとり、夜は知り合いのRickさんの家(前回宿泊させてもらった場所だ)で、たくさんのマッドクラブ(泥カニ)をいただいた。あれだけたくさんのカニを食べたのは初めて。

初日は大きな問題もなく無事終了。

明日はスロースタートな1日だ。日曜日だしね。


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こっちの天気は、ちょうど変わりやすい季節だ。
昼間晴れていても突然豪雨が降る。
特に朝、起きたときは晴れてたのに、突然バケツをひっくり返したような雨。
あやうく乾いた洗濯物を駄目にするところだった。

今日は日曜日、アートセンターも休みだし、わりとのんびりのスタートだ。

昨日ダンガルと約束したとおり、釣りに行った。
ジャルーのところへ行くと、ジャルー自らがイダキの製作をしていた。彼も最近では体調が思わしくないので、さほど作らないのだが、今日は調子が良いのか、日本からの来客があって張り切っているのか、頑張ってイダキを削っていた。

釣りの道具を買いに町へ。途中スーパーで食料を買う。
「病院にニクニク(ファミリーの子供)が入院しているから、お菓子とジュースを買おう」ダンガルはそう言って、食料を買い込む。戻る前に、病院へ。ニクニクは手を骨折したらしく、入院生活。ヨーチンもニクニクとは仲良しで一晩中一緒にいたらしい。記念に1枚写真を撮らせてもらった。

彼らの住むワラビービーチをもう少し、ボーキサイトの採掘現場に近い方まで行くという。

今日の釣り場はこのアーネムランドの景色にふさわしくない、巨大な要塞のような採掘現場のちょうど真下の海へ。

途中、採掘現場のフェンスの脇をおよそ1キロぐらい走るのだが、それはかなりのでこぼこ道。車が斜めになったり、がくんと揺れたりするたび、ヨルングの子供たちは大騒ぎになる。

たどり着いた場所にはすでに他のヨルングの人たちがいる。

おもむろに釣りをはじめる。釣りといっても竿はない。
大きなリールだけを使って、えさを付けた針を投げ輪の要領で海へ投げるのだ。

投げるのには慣れたが、いかんせん釣れない。
釣り名人のダンガルでさえ、駄目。

場所を変えたけど駄目だったので退散した。炎天下にいたため、皆日焼けがすごい。

車に戻る途中、ダンガルが煙の出る要塞をみながら首を横に振る。

「空気が汚れるわ。良くないわね。」


以前、この海岸の岩場は、わき水が流れていたそうだ。
ただこの要塞が出来てから、その水路が遮られてしまったのだ。
いろんな意味で、彼らの生活は一変してしまった。

ジャルーのところへ戻ると、彼の作ったイダキや、昨日買って、まだペイントされていなかったイダキのペイントが始まる。さっき作っていたジャルーイダキがほぼできあがっていた。吹いてみるとかなり良質。結局あらたに2本買い、彼らのところで合計6本のイダキを購入。

さすが炎天下にいたためかかなりの体力を奪われた。

明日はダリンボイへ。6月に訪問した場所。
またミルワンガやノンゴに会えるのは楽しみだ。

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いよいよ後半突入。
今日はダリンボイへの日帰り旅行だ。

ダリンボイはおそらくイダキ職人の人口密度が一番高い場所。
わずか数戸しかない集落にたくさんのイダキ職人が住んでる。
Mirrwatinga, Ngongu, Bibibak, Yali etc
アートセンターの半分以上のイダキがこの地から届く。

ダリンボイまでの道のりは車で未舗装道路を約2時間。
ただ今回は道のコンディションがよかったため、1時間ほどで到着。

到着するとノンゴが出迎えてくれた。
そしてたくさんのキッズたち。

すぐにイダキカッティングへ!
わずか1時間ほどで14本ものイダキをカッティングする。
子供もイダキをカットして製作する。

イダキカッティングのあとは、滝壺へ。
子供たちは活き活きと泳ぐ。

夕方帰り道にイリカラへ。
ジェレミーがこっそりブルースを呼んでいた。
ブルースは気さくでとても良い人だ。
写真撮影にも気さくに応じてくれる。

夕方、ジャルーのところへ買ったイダキにペイントがされ、ピックアップする。
そのときにはまだイダキペイントが終わっていなかったので、再度夜訪問することに。それにしても日本人が来てると言うことで、ワラビービーチ中、アートを買え、イダキを買えと声をかけてくる。お金がいくらあってもたりないね。
結局イダキ6本、アート3枚を購入。

今日も濃密な時間を過ごせた。明日最終日は一日ケープアーネムへ!
ケープアーネムはガーマのとき以来の訪問。楽しみだ。

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すでに帰国しました。
最終日のケープアーネムのブログを書こうと思ったのだが、
あまりの疲労感に断念しました。

4WDで、でこぼこ道を約2時間かけて到着したのが、真っ白な浜辺。
ここは過去に何度か訪問したことがあった場所だったが、
やっぱり凄い良い特別な場所。

ジェレミーと若いヨルング2人と行ったのだけど、
そのうちのD.Jというマリカの若者はハンティングが上手かった。
魚を2匹槍で捕った。

魚影が見えるとダッと走って行き、気配を消して、魚に近づく。
彼らは、海さえあれば生きていけるんだろうな。

いずれにしても、内容の濃い滞在でした。

ジャルーファミリーをはじめ、僕らを温かく迎えてくれた皆様、ありがとうございました!

また会いに行きます!

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